巨塔建設の呪い

巨塔建設ラッシュが続いている。


現在世界最高層の巨塔はドバイのブルジュ・ハリファ、828.9メートル、2010年の完成である。


そんなブルジュ・ハリファを超えようとクウェートではブルジュ・ムバラク・アル=カビールという新たな巨塔が建設中だ。2016年完成予定で高さは「千夜一夜物語」にちなんで1001メートルになるという。

しかし、世界の巨塔建設にはバベルの塔再現の呪いを招く。


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以前も私は、このブログで書いたが東京スカイツリーは風水学的に大凶の位置にある。
東京スカイツリーが世界一の高さに到達したのは2011年3月1日、その10日後に東日本大震災が襲っている
過去の巨塔の建設とその呪いを調べてみると実にリアルだ。
例えばマレーシアのクアラルンプールにそびえるペトロナスツインタワー(452メートル)
1998年に完成したがこの時期のアジアはヘッジファンドによる通貨空売りでマレーシアのみならずフィリピン、香港、タイ、インドネシア、韓国がこの影響により多大な損失を被っている。
もっと古くではロシアのテレビラジオ塔、オスタンキノタワー(540メートル)がある。
建設を始めた1967年には宇宙船ソユーズが着陸失敗。人類史上初の宇宙飛行での死亡事故となっている。さらにタワーの完成の1976年にかけて旧ソ連は急速に衰退してしまう。


米国ではどうだろうか、9.11で倒壊したWTCが思い出されるがWTCは1972年〜3年にかけて完成。この時ブレトンウッズ体制が崩壊し、国内景気の低迷に危機がせまった。
さらにシアーズタワー(527.3メートル)が完成し、そのとき第一次石油危機が勃発し70年代のアメリカ経済に追い討ちをかけることになった。


参考に現在WTC倒壊の跡地に新たな巨塔が建設中だ。


お隣韓国では仁川タワー(587メートル)が現在建設中である。2012年に完成予定であったが、スポンサーが経営難に陥り2014年にずれ込んでいる。計画が変更になったことでこれまでに投資された4兆ウォン(約3500億円)は回収不能となり近隣住民2200世帯への土地補償金支払いが危うくなり住人達は建設会社とソウル市を提訴することを検討中である。


そして中国では上海タワーである。2014年の完成予定で高さは632メートル。天に上りゆく龍である。
2008年に着工された直後、リーマンブラザース破綻。リーマンショックで世界的経済低迷を呼んだ。シンボルタワーは世界恐慌を引き起こした引き金になってしまった。
短期間に急速に成長しようとする中国。その経済成長の中心である上海でその暴走に対し巨塔の呪いが警告を発しているのである。






さて上海タワー、仁川タワー、そして冒頭のブルジュ・ムバラク・アル=カビール、これらが2014年〜16年に完成するわけであるが、世界はどのような呪いにはまっていくのであろうか?


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