二極化の加速

地球の二極化はこの12月22日をやり過ごした後、ますます加速していく。

残念ながら人々の願いとは裏腹に、一部の富裕層と貧困層で大部分が中間所得層という化石時代のようなときとは真逆になるだろう。
それは金銭的富裕貧困というレベルだけでなく心の豊かさ、向上心、やさしさと思いやりという面でも二極化してゆく。


だからこそ私たちはここで良いほうのタイムラインに乗らなければならないのであります。
ここしばらくは良いタイムラインと残念なタイムラインが並行しお互いの世界をまだ行き来できるが、ある程度また時間がたつともうタイムラインの移動は不可能という境界に入ります。


もちろんマスコミの誘導されるがままに行動していたら、行先はもう言わずもしれたものであり、3.11以降いかに政治家とマスコミと学者が国民を欺いてきたか、皆さんはもうそろそろ理解していただけたことと思います。



さて選挙ですが、12もの政党が乱立し、どこに入れたらよいのかわかりにくいというのがある政党の特別な指示者以外は難しい選択となっていると思います。
ここでは少なくとも消費税はもうおいておいて(私はあくまでも反対ですが)以下の2点のポイントに絞ってまとめてみました。
1) TPP 参加か否か  参考URL
http://mainichi.jp/graph/2012/12/06/20121206ddm001010066000c/001.html
2) 原発は推進か、反対か 参考URL
http://mizzie-cafe.tea-nifty.com/sf/2012/12/post-b684.html

TPPは推進を認めた時点においてそのものは日本文化、経済を破壊する決断をしたのと同じです。農業分野だけ問題にされていますがこれはあらゆる分野に関係してきます。医療や裁判制度までも変わってしまいます。外資がどどっとやってきて赤字企業、苦しい企業はすべて買収されその後その会社はリストラと企業文化の破壊が行われた後、一時的な黒字となり良かったように見えるが、その企業はその後しばらく黒字を確保するかもしれないが利益はすべて外国資本に高配当という形で吸い上げられ、結局、そこで働いている労働者には還元されない。ようするに企業の業績が回復しても、労働者には絶対に還元されないシステムが出来上がっているのである。
こんなことを言っている政治家は一人もいない。またその構造を明らかにしているものも誰もいない。
みんなただ景気回復して労働者の給与をアップし、、
なんて言っている。そんなことはこの構造からもできっこない。


先に外資に乗っ取られた韓国では米韓FTA後、例えば食料自給率は50%から20%に下がり、さらに輸出不振で20代の47%は就職できません。人口比率での自殺率も世界一になってしまいました。だから李明博大統領は領土問題で国内問題をそらし、さらに上陸までして見せるのであります。
輸出するものも、KARAや少女時代のように女性にお尻を振らせるしかないのである。(私はどちらも好きだが、日本語でわかりやすく歌っているし、韓国語、日本語英語を混ぜて独特の個性を発揮している点でいいと思う)


医療分野でもTPPが発行されれば欧米の医療ビジネスが入り込み高額医療が日常茶飯となる。欧米の医療は先日渡米した時も感じたが猛烈に高いのである。
ちょこっと高熱で入院しただけでも医療費が1000万円以上になることもある。
そうしたら日本の世界に誇る国民皆保険制度が破壊される。病気にならない人にはよいだろう。今でも高額な社会保険の健康保険を払わなくてよくなるのだから。しかしいくら医療が欧米化されても日本がこのシステムを放棄する決断は下せまい。だから、保険の支払者、医療サービスを受ける者双方が泣きを見ることになり勝者は一人もいなくなるというのが、日本の構造だ。


結局日本は構造的にどうされても敗北するのだ。お解りいただけたでしょうか、


原発に関しては私のブログ 「日本への核攻撃」「高橋知事原発容認」「ただちに影響の出る問題ではありません」を参照願います。












幻遙◆霊動数命学