対立は作り出される
個別の世界情勢も大切だが、世界の騙され続けた歴史を知っていることもまた重要である。
その歴史は最近始まったことではない。人間の支配の歴史、すなわち騙しの歴史であります。
アメリカの独立戦争やフランスの革命なども全て情報が操作され、知っている者が利益を得てきた。
北軍、南軍両方に資金を貸し出しどちらが勝っても利益が出るように仕組むのである。
対立こそが利益の源泉であり、それは過去何百年も続いてきているのである。
尖閣諸島の中国漁船衝突事件、これは中国漁船の船長は特殊部隊の軍人であり、漁船は人民解放軍の船である。
また韓国の哨戒船沈没、北朝鮮の潜水艦は米国のハイテク艦から逃げられるようなものではない。あれは北朝鮮の攻撃ではなく、米国船が韓国船を沈めたのだ。
これらは同じアジア人同士を戦わせるよう、意図的に仕組まれた闇の戦術である。
とにかく私たちは真実の情報から隔離されており大勢に乗ってその方向ばかり向いていると、自滅するように仕組まれているのである。
しかし、今回の北朝鮮の新体制発足にともない、一気に実績とその強権を見せつけようとし、支配を確立させようとした金正恩体制は全くの裏目に出てその求心力を失うリスクを背負ってしまった。焦るゆえの愚かさか、
日本への不法入国で明るみに出た、金正日の長男、正男は現在中国に住み故郷に帰りづらくなっているようだが、中国は彼を手厚くかくまっている。
これも正恩体制の崩壊に備えた切り札を持つためと分析されている。
中国も北朝鮮が安定的であってほしいのだ。
対立は何もよいことを生まない。
しかし、米国、韓国のシステムに比べて日本の警戒システムは愚かであることがまた露呈してしまった。
こうなってしまうような予感があったわけで心配していたがまたもや見事に的中させてくれた。
今回防衛省の地下の中央指揮所で情報を確認してからJ-アラートが発するようシステムが組まれたが、これは民主党政権になって誤発信がないよう幾重にも確認が取れてからでないと動かないシステムに変更されていたようである。米国より連絡を受けていて、さらに周辺国が確認しているのに、システム変更により動作しなかった、これでは人災ではないのか?