祈り

今日は祈りについて考えてみましょう。


こんなことを書くとついにこの世も神に祈るしか手が無くなったか、と思われるかもしれませんが、世界三大宗教をみてもとにかく祈りはその根本たる行いであります。

先日宗教のこれからの意味について触れましたが、これからはワンネスの時代、とくに型にはまることなく、宗教、宗派に囚われることなく人間として神との会話として考えたいと思います。


特に私は宗教について深く勉強したわけでもないので私の各テーマ毎の恩師から得た知識からあくまでも簡単にお話ししたいかと思います。


まず祈りはスタイルや儀式ではありません。入念に形を整える必要もありません。いつどんな時でも祈りは可能です。
ただリラックスした状態であることが望ましいのです。例の脳波のアルファ波の状態であることが良いのですね。
リラックスしていれば電車の中でも、トイレでも、寝る前でも、一杯やった後でも構わないと思います。


そして祈りの中身として、どうか失敗しませんように、とか事故を起こしませんように、などと祈るのではなく、最善の結果を与えてください、と祈る方が良いということです。
とくに切羽詰まっているときに、これだけは問題になりませんようになどと苦しいときの神頼み的祈りは効果が薄いということです。
一歩高い視点に立ち全てを受け入れそこから最善の結果になりますように祈った方が効果的なのです。
深刻であればあるほど、残念ながら祈りは届きにくくなるようです。



私も日々、失敗ばかりでむしろ自分らしさを出せる理想の生活像からは逆にどんどん遠くなっているようなことばかりで毎日もどかしく過ごしておりますが、ワンネスの意味を正しく捕え、私が宇宙そのものであり、私はあなた、あなたは私、時間も空間も超越して ととらえそれを悟りたいものです。