それならしょうがないわねぇーという考えは捨ててほしい

今 どの新聞も消費税を5%上げた後のその使い道についてあれこれ記事がのっている。

まるでもう消費税が上がるのが決まったかのようだ。

お決まりの国民洗脳記事だ。
どれだけの人間が気が付いているだろうか、

こうやってもう税金を上げるのが当たり前のような雰囲気を作っていく、わからない人間はもう国会で結論もでていないのに、もう上がるのは当たり前のような錯覚に陥る。

それでいかにも安心だ、みたいな雰囲気を作っておいて、国民をはめる。

とんでもない策士どもだ。
こんなやつらにいいようにされているのである。

先日、最近はとんと影が薄くなっているが連立を組んでいる、国民新党の亀井代表が野田総理と話をしたようである。
内容は「税と社会保障一体改革の法案提出をやめなさい」というものだ。
「目を覚ましなさい、独裁者ではないのだからきちんとした手続きを踏まなければ、法案などいくら総理がネバーネバーネバーネバーギブアップで成立させる と意気込んでみても空振りに終わるだけだ」 と説得したようだ。
同じ民主党内の小沢元代表も同じようなことを言っている。
これが党を分裂させることになる、政局問題だ。

総理は今政局ではない と主張し、もう一方向しか見えていないが、さすが古株の剛腕の方々は理解しておられる。



さて、政治も政治なら、マスコミがその手先となっていいように動く。

マスコミの報道などに真実はない。

昔はよく、新聞をよみなさいなどと言われたものだが、今新聞を読むこと、テレビを見ることは非常に危険だ。

私も自らフィルターをかけて理解するようにしているが、ついつい騙され後で気が付くことも多い。

今はミニコミの時代だ。真実はそこにある。テーマごとにそれに詳しい情報網を持った人間がいるので彼らから発信するその分野に限った情報のみが信じられる。
彼らはその情報の的確さのみに価値があり、売れる。
間違えてしまったら相手にされなくなり、終わりだから必死なのだ。

だから今子供たちに、とにかく新聞を読めと言えなくなってしまった。
たぶん、ほかの多くの親も同じことを感じているのかもしれない、だから、若者は社会で起きていることに関心がなくなっていく。

真実の情報を発信している者を自分で判断し、高額な情報料を払って世の中の理解に務めなさい。といってもまず不可能だ。テーマは10も20にも及ぶし、それぞれで信頼できる自分に合った専門家を見つけさらに予算を組んで情報料を工面しそれを買うなどという行為が一般人のだれに出来よう。

その価値がわかる人に出会えただけで私などは本当うれしいのである。

とにかくこの世の中、高額な報酬をとっているものほど怪しいのだ。
マスコミもまじめな報道部に属している者は一生懸命やっても嘘で国民をだまし、芸能番組などを製作している者は、国民を堕落させるのに一役かっている。
役人はこれほどの事態になっても、マニュアル通りに動く単なる御用聞きみたいなもんだ。
それで高給を蝕む企業に合わせてその給与水準を決めている。



話は最初に戻るが、今新聞を読んでいると頭にくる。
消費税はまだ上がると決まったわけではない。
こんな案は私が言ったところでどうにかなるわけでもないが、それでも声を大にして言わなければならない。

こんな法案は廃案にしろと、


小沢元代表も言っている、現状に合わせて税金を上げるのではではなく、今は国家を運営するシステムそのものを変えなければだめだ。と


すでにほころびが報道され始めてもいるが、たとえ今回消費税を上げても、また5年後くらいに、今度は20%、さらに5年後に30%にしなければだめだ。という議論が必ず出るだろう。


その時はこの者どもはもう隠居して遊んでいるのである。