米国にもどうしようもないと見られている現政権

さて、前回今の日本が久々に恐怖の安定した、米国従属の持続政権になりそうな旨を書きましたが、実を言うと今の政権も実際に日本を操っているハンドラーズたちの間では気にいられていないのです。



たとえば、もう昨年のことですが安倍首相は森元首相の力を借りてロシアのプーチン大統領に会う仲介役をしてもらい日露関係をいい感じに進め始めたところまでは良かったですが、ウクライナ問題でオバマ大統領の要請に合わせざるを得ずロシアに対して米国と一緒になって経済制裁を行ってしまい、プーチン大統領を怒らせてしまい、森元首相の顔をまるつぶれにしてしまいました。


それがプーチン大統領のへそを曲げ北方領土での軍事演習の強行につながっているのです。



また安倍首相が「集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更」を米国の意向に逆らえず進めていますが、やはり2013年末靖国神社公式参拝してしまい、中国や韓国から強い反発を受けるようになってしまったことに対しては、裏目に出てしまいました。
結局これにより米国とも再びギクシャクしてしまった。
さらにここにきて強行して国内を押し切ろうとしていることから、国内からも猛烈な反発が出ている。ほとんどの憲法学者、歴代内閣法制局長官最高裁判事違憲と表明しているにもかかわらずであります。



それに対し内閣は違憲でない学者もいらっしゃいます。と弁明している。


これを要するに御用学者といい、物事にはいろいろな考え方があるわけだから、まあ少しはそのように考える学者もいるだろう、あとはそれがまさに正当であるかのようにマスコミをうまく使って、そのような学説にスポットを当てわずか数パーセントの意見、考え方を大勢であるかのように演出しているのであります。
それをそうなんだとのってしまうのが愚かな国民でようするに、これが悲しいかな現在の日本の大衆なのであるわけであります。


結局、信念のないどちらにもいい顔をしているような外交をしているから米国にも嫌われてしまっているのが現状です。


哀れにも、現在の世界は経済にしろ、政治にしろすべてがごまかしで嘘の発表に塗り固められているのであります。
こんな世界になってしまって本当に今の世界の前途ある若い世代に申し訳がたちません。

こうなることはわかっていて何年も前から警鐘をならして、その問題を指摘してきましたが、やはり事態はさらに悪化する方へ世界は進んでしまっています。

今の若い世代には私たちの力が及ばず歯がゆい思いであるが、しかしこれを乗り越えていくこともまた運命なのだからやらねばならないのであります。若い世代も私たちは不運だ嘆いていても仕方がないのであります。


ということで時の首相はとりあえずは米国の言いなりになっているので命は繋がっているが、本当は米国からも一刻も早く引きづり降ろそうとされているのであります。


米国大統領なんかいまやさておき、大統領を動かしているクラスは少なくともそう考えているのであります。



戦後70年、現在日本は戦後最大の誤った道への進行を行おうとしています。

平和国家日本ではありますが、今クーデターを起こさずに将来の世代にどう顔向けしたらよいのかというくらいのピンチなのであります。



別に武力によるクーデターでなくてよいのです。デモや言論対決で阻止できればこれ以上のことはありません。



それともまた日本は黒船の到来を待ちますか、


皆さん、一緒に考えましょう。