イスラム国の誕生

世界の支配者の一般人民を支配するうえでの目的は人民に真実をわからせないよう常に怠惰な状態に置いておくことである。


人民が真実を知って目覚めてしまってはいけないのである。


人民は怠けていて沈静した従属的存在でなければいけないのである。
その中で、つまり支配者の手の上で、その器のなかで頑張ってもらえれば良いのである。


その枠からはみ出ることは決してあってはならないことなのである。


ところが最近はネットなどの情報で世界人民を騙しきれなくなってきた。

そのため世界各地で暴動が起きている。

米国やフランス、イギリス、中国やなど先進国でももはや歯止めはきかない。


私はそれこそがむしろ正常な姿ととらえたい。


日本人は大人しすぎる。



データを見ても貧富の格差が拡大している。OECDの調査結果でも、先進国を中心に世界各地で格差が拡大している。


ジニ係数(ここでの貧富ギャップは、人口の上位10%の富裕層と下位10%の貧困層との平均所得の倍率)でかんがえてみても、OECD平均では、約9倍(9;1)の格差となっている。ドイツやデンマークスウェーデンのような伝統的に平等が進んでいた国でも所得格差が、80年代の5:1から現在では6:1に拡大している。イタリアや日本は10:1に拡大。日本の場合、1985年の7倍、90年代半ばの8倍から,現在の10倍へと拡大が進んでいる。

そしてついには暴動国家、 言わずと知れたお騒がせのイスラム国の誕生である。


イスラム国はオウム真理教のようなカルト集団の国家版である。


イスラム国は取れるものから取ろうという思想の現在の富裕層の思想の産物である。
つまりイスラム国は富める者が作り出してしまった考え方のカルマの結果なのである。


そして富める者がその国を非難しているならそれは自分の裏の姿を非難していることになる。


富める者の貧しい者に対するカルマの積み上げはついにここまできてしまった。


果たしてこれらのカルマはどのように清算されるのか、清算する手段がまだあるなら教えてもらいたいものである。


情報社会になってもっともっと情報が知れわたれば、もっと不平等や富める者の貧しい者に対する搾取の手段や方法そしてずるさやだましの姿がばれ、ますますカルマは積み上がっていくだろう。