今年の相場は荒れそうです。

新年の各界トップによる今年の見通しを見ていたらなんとも笑ってしまった。

みんな一様に株価は高値12000円、為替は円ドルで75〜95円におさまっているからである。


毎年思うがこの各界のリーダー達の予想はまず当たらない。
そんなレベルでよく各界のリーダーが務まるものだと私は数年前から思っている。
よくそんなレベルでこの日本を、業界をリードできるものだと思っている。
あるいはインタビューを受ける新聞社からだいたいこの範囲で述べてくださいと指導を受けているのであろうか?


昨年は円ドルの為替は75〜85円という狭い範囲で見事収まりましたが、今年は年始から88円を突破し、それにつられて株価も上昇しています。
これは今年は大相場が来る気配です。


しばらくはこれが心地よいのかもしれませんが、要注意です。
いよいよ闇の権力が日本を追い詰め、とどめを刺す時が来たのかもしれません。
為替は90円、100円を目指して円が安くなっていく勢いがあります。


これだけ日本株が買われているのに、つまり当然円高にならなければいけないのに、ものすごい円需要なのに円安になっていることに気を付けなければいけません。
それは外国人投資家が大量の株買い以上に怒涛の円売りを行っているからです。
120円くらいまでは心地よいのかもしれませんが、それを超えてくると、諸物価が高騰を始めます。

恐れていた事態の襲来です。


しかしなにか事件が起こると全く逆のことになるかもしれません。
また急激に円高が戻りだし、その勢いで70円を割るかもしれません。


今年は素人相場感では大変危険なのでこの円安に便乗して儲けようという気持ちは覚悟して、アンテナを張り巡らせて慎重にやらなければいけません。


以前も言っているように、ドルは既に破綻しています。
いつかは爆発してしまうでしょう。
しかし彼らもひっぱるだけ、ひっぱりますし、ドル破綻の原因をユーロや円、中国のせいにしようと必死ですから、このタイミングがどこで来るかを見極めなければなりません。


ユーロの崩壊が先か、

日本の借金の巨大さに世界の目が集まるのか、

中国が崩壊するのか、



しかし塗炭の苦しみを味わわなければその先の利益はありません。
いいところだけ取っていこうとすれば必ず失敗します。
これは投資の原則ですのでその覚悟で臨むことが鉄則です。


とにかく無事を祈りたいです。



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