わくわく、どきどき

バシャールという宇宙意思存在がある。

詳しいことはここでは説明しないが、ダリル・アンカがチャネラーとなり我々よりはるか高い次元からの物事の考え方を話してくれる。

そのバシャールの得意な教えはわくわくだ。

要はこの世で起きる事象はすべて中立で意味を持っていない。その出来事に意味を与えるのは人間であって、その人間の心の持ち方ひとつで、見方ひとつでその事象が喜ばしくもあり、また悲しいのである。
たとえばオリンピック決勝で100m自由形で2位になったとする。銀メダルだ。
これを金メダルが取れなくて、悔しい、悲しい、どうしてあと一息が踏んばれなかったのだろうと後悔するのか、それともシルバーでも自分の今まで努力した実績を称え、応援してくれた人に感謝し、誇らしくそのことを思うのかでまったくその結果に対する意味が違う。
たとえば交通事故、被害者は骨を折って入院してしまった。加害者は自分の不注意でなんてことをしてしまったんだと自分を責める。でも被害者がもし、その入院がきっかけで、いままで家族の不和が原因で苦しんでいたことがそれを機会に解消されたり、ゆっくり強制的に休むことによって人生の見方が変わったりして、なにか気づきを得たりしたら、時間がたつことによってその事象の意味が変わってくるかもしれない。

時間がそのものごとの意味を変えていくこともある。
自分がある友人と喧嘩をしてしまったとする。おたがいを罵倒し傷つけあい、双方大きなしこりを残してしまった。
しばらくは顔も見たくなかった。
だが時間がたって、自分があのときなんと一方的だったんだろう、ああ、こういう見方で物事を考えていたんだ、と、後から、だんだんと相手のことが理解できたりする。
そうすると、あの時の喧嘩でお互い傷つけあってしまったが、後日、大きく心が成長できる。
意味づけが変わったのだ。
喧嘩別れしたその時はとてもいらいらしたかもしれないが、いまではあの喧嘩のおかげで人の気持ちが解るようになったよ、と感謝の気持ちすらもてるかもしれない。

このようにこの世で起きるすべてのことは、人間が一方的な見方で意味を与えているにすぎないのであって、それに与えるものが異なれば、また受けるものも異なるのである。

そしてバシャールがいうには、とにかく自分がわくわくすることをやろうと教える。

自分に制限をかける必要はないのです。できないと思う抵抗も払拭しましょう。
目の前の楽しい、心、わくわくすることをどんどん続けて行うのです。

私も、お店を経営しているとき、毎日が、今日はどんなお客さんがくるだろう、あのお客さんのためにこんな商品を提案しよう、きっと飛びついてくれるはず、とか、
単純に今日は、いくら売れるだろう、などとわくわくしていた時期があった。
それは良い方向にどんどん輪を大きくする。

逆に悪い方になってくると、どんどん物事がうまくいかなくなってくる。

もしみなさんも今の環境が悪い循環にはまっていると感じたならば、思い切ってその環境を捨て、自分が本当にしたいこと、わくわくすることをやってみると、不思議と良い循環に変わっていくのではないでしょうか、とにかく、わくわく、どきどきすることを続けるのです。

そう、、つまらないことに固執するのが一番自分にマイナスなのだと、バシャールは教えてくれています。