国家大破綻時代

欧州の金融危機が止まりません。


ここ数日は米国のデフォルトの寸前での回避の記事に追われておりましたが、欧州でも相当やばい状態となっております。


ギリシャが国家の粉飾決算がばれ、デフォルト間違いなしの状態から仲間である欧州連合(EU)の追加支援でなんとか危機をのりきっているわけですが、イタリアとスペインも相当まずいことになっております。

イタリアはユーロ圏ではドイツ、フランスに次ぐ第3位の経済大国であり、さらにスペインはユーロ圏で第4位、その規模はギリシャの比ではないからです。

専門家のなかでも今回の債務危機はとても乗り切れるものではないと断定する者も多く、チームワークで動いている欧州としては米国のように強権で一発解決という手段がとりにくいこともあり、そのジグソーパズルの一片でもまちがえればもろく崩れ去ってしまうのであります。


そもそもギリシャ国債金利は年30%を越えており、日本で言えば、というか世界でもそうですが、サラ金以上(今では消費者金融ですか、)の金利でお金がもらえる?のでありまして違法であります。そんな国債を出している国が正常でいられるわけがないのです。
イタリアやスペインでもその国債金利が6%を越えており将来それを償還できるわけがないのです。

参考に書きますがその国の国債金利基準はその国の経済成長率以上であってはその償還はまず不可能なのであります。

そういう意味では先日も書きましたが、日本はバブル崩壊以降、1%も成長していないんです、という実態は日本国債金利が0.1%でも非常にまずいということがおわかりいただけるかと思います。

これから2012年にかけて国家大破綻時代が到来することは間違いなく我々はその恐慌のなかで喘がなくてはならないのであります。

3大通貨、最近は中国元も加わるようになりましたが、どの通貨の暴落が先にくるか、読めません。

日本円が暴落すると主張する本もたくさんありますし、米国崩壊を説明する本もたくさんあります。それぞれ著名な方の書いた本であります。

ドル建てなら安心ということはなく、円建ても不安、ユーロも不安、
私予感するに、こういう時は、闇の権力側にいない人間は絶対損するように仕組まれているのであり、通貨の暴落と暴騰の短期間での繰り返しが起きるであろうと思います。
なにしろ価格は動いた方がもうかりますから、


素人には、いや、かなりの正攻法での研究者でもむずかしいでしょう、ですから、国家破産をチャンスになんて考えの持ち主はその全てを吹っ飛ばすと感じます。
単純ではありません。なせなら闇の権力も十分それをわかってますから、

ただかなりはっきりしたトレンドがひとつあります。
それは愚かなる日本の為替介入です。
私事で恐縮ですが、先日介入時点でほぼ1ドル80円でFXで私の所持金で可能なだけドルを対円で売っておきました。なぜなら大きなトレンドが円高なのに介入しても絶対もとに戻るからです。
そしてやはり翌日夕方には78円台となりました。これは百万ドルくらい勝負してもいい自信がありましたが、なにぶんにも元手がないので、そこまで出来ませんでしたが、
でも今一万ドルの取引なら2〜3万の証拠金でやれるところもあるのではないでしょうか、

これはあくまでも参考です。実際のお取引には充分ご注意を、