発展とは

復旧に向けてがんばろう、とか努力しようとかキャンペーンがはられています。
経済活性化のためには普段通りの生活を、いやもっとより消費する、遊ぶ、出かけるような生活を、みたいな動きがあります。

でもそうやってこの非常時にもっと消費しよう、楽しもう、というよびかけそのものが変じゃないでしょうか、もっと被災地や間接的被害を被っている我々が今後どうしたら明るくなるか、消費や、騒ぐことでなく、考えることが必要なんじゃないでしょうか、

片方で家族も家も無くして困っている人がいるのにそれを無視して普段通り楽しもうという状態でなければ経済が発展しないという構造そのものがおかしいんじゃないかと感じ始めました。

だから人々が嫉妬したり、競争する社会がうまれてしまうんです。
もっと思いやりと愛に満ちた対応が必要だと思います。
勝ち組、負け組みなんて概念が生まれてしまうんです。では今回、東北、関東に住んでいた人は負け組みなんですか、

国民全体で暗くなる必要はありませんけれども難を逃れた人々が一部でそれを無視してゆく、そんな冷たい社会が経済発展なら、発展なんて望むべくもありません。


根本からこの社会の有り様を変えていかなければいつまでたっても皆が幸せになれる構造にならないでしょう、


「乗り越えられる」なんていくら芸能人が言ったってそのバックグラウンドがなければ人々は信用できず、単なる呼びかけだけで終わってしまうでしょう。
そもそもその芸能人が今回全く、被災や損害もなく毎日おもしろおかしく生活しているじゃないですか、
そんな人の言葉なんて信用できません。