世界の富の変遷

世界の人口の95%が最近3年間にその資産の一部を失ってきたことが最近の調査でわかりました。
ではその資産はどこへ行ったのでしょうか、それは世界の人口の1%の富裕層へ移ったのです。


世界の富は2011年には243兆ドルあったのですが、2015年には263兆ドルへ増えました。
その内訳をみると


2011年  世界のトップ1%の所有する富  100兆ドル弱
2015年     “            127兆ドル


と世界のトップ1%の所有する富は1.27倍になりました。

もちろんこれは富の移動です。
貧しい者から富める者への移動です。
我々は仕掛けられてはめられて、喜んでそのなけなしの自分の資産を、利益を彼らに知らないうちに献上しているのです。


もちろんその仕組みを作っているのは世界を支配している層、政治家や大企業、資産家たちです。



この貧富の差こそが今世界社会を破壊している原因の根源です。


世界はますます貧富の差が拡大しています。


世界の富裕層は自分たちだけの世界、リッチスタンという富んでいる者たちだけの世界、税金の使い道も福祉や貧困を救うのではなく自分たちの好きなことをするために仕えるような社会を作ろうとしています。
それには我々貧困層は不要ですぐにでも排除したいのです。
はっきり言いましょう、私たちは処分の対象です。


要するに我々は邪魔なのです。


そのシナリオはもう既に動いています。



グローバリズムなどと世の中は踊らされていますが、そんなことは富める者がさらに自分の利益を拡大するためにはやし立てているだけで私たちはそんなことに合わせる必要などまるでないのです。
時代に遅れる?
そんなことをしてまで自分はさらに貧乏になり富める者に自分の富を献上したいのでしょうか、



そうであってはいけません。


現代社会が提供する消費や娯楽、その大きな可能性に我を忘れそれに興じ、恍惚とする私たちは全て仕組まれて騙されています。
騙されまいと思って注意しても、落ちてしまいます。


誰しも苦しい労働から逃れ、楽をし、おいしいものを食べ、飲んで仲間と語り合う。
そして趣味に没頭し我を忘れる。


そんな贅沢な時間や待遇を理想とし消費偏重主義に、快楽中心主義に走ります。
自己の快楽だけに焦点を当て他者には無関心になり人が人を助けなくなり社会への関心を失わせます。


そのような環境が社会を堕落させ結局は自分の富を吐き出させることになるのです。


自分のしていることが本当に人のためになり未来の社会、地球のためになっているでしょうか、


皆さんはどう感じているでしょうか、



少なくとも現実を正しく認識し真実を知り、答えを見つけることが重要だと考えます。


現代の政治ではもはやこの流れは止められません。



私たちが自分自身でこのことを自覚し戦っていかなければいけないのです。