国の借金が1000兆円を超えました

国の借金がついに1000兆円を超えたらしい。


先日出た財務省の発表によると今年6月末の国の借金総額は1008兆円。
さらに年度末には1100兆円にせまるらしい。


国民一人当たり借金は800万円を超えた。
家族4人では3200万円である。


つい数年前までは、一人当たり600万円だった気がするが、着実に増えている。


着実に増えているというなら是非資産が増えてほしいところだが、資産はちっとも増えなくて、負債は計算通り、いやそれ以上に増えている。


国の借金というと、なにか私には関係ないと思いがちだが、それはちがう。
国はいろいろな手段を講じて必ず回収してくる。


そういった意味では下手な財産など持っていない方が徴収される危険がなくてよいのかもしれない。


1000兆円というと利息が1%でも1年間に10兆円の利息を支払わなければならない。
税収が現在50兆円台なので金利が上がったらどうあがいてももう太刀打ちできない。
もしギリシャ、スペインなみに金利が3〜4%になってしまったら税収=利息となってしまいいよいよ日本も終わる。
消費税を3%上げたって、所詮税収は10兆円も増えない。
しかし金利が1%上がったら負担が10兆円以上増える。


もうなにをやってもだめなのだ。
時間稼ぎをしているが我々はいったいどこへ向かうのか、


大改革をするなら手遅れになる前にやってほしいものである。


アベノミクスはこの秋には失敗の評価が出るだろうと言われている。
でもその前にバンバンお金をばらまいてうわべだけの景気を上げて、必ず「景気は良くなっているので消費税を上げます」と決断するだろう。
そしてその後数か月でアベノミクスの膿が現われ始めるだろう。
でも消費税はもうその時は上げると決めた後だ。


私たちはどうやって生きていけばよいのだろうか、


猿芝居を打っている政府と大企業の面々、本当、白けて頭にくる。