お金の奴隷から解放されよう

現在私たちの生活は奴隷です。


いや私は誰からも支配されていないけど、

という人でもお金の奴隷なのです。


いや私はお金には困っていないわ、幸い主人はたっぷり稼いでくるしとか、また私には親が残した莫大な資産があるからそんなこと考えたことないわ、という人もいるかもしれませんが、それでも社会意識という条件下の奴隷なのです。


本来私たちの生活のあるべき姿は、ゆったりとしたい時間の中でじっくり物事を考え、読書や、研究や、趣味に時間を費やし、健康な肉体を維持するための時間をとることです。
労働や就労時間を極力少なくして、機械にやらせればいいのです。


人類の歴史で最も間違っていたのはこのお金という価値を作ってしまったことかもしれません。
いやお金によって人々は物々交換から大きく飛躍を成し遂げたのだ。と返されそうですが、それなら、所有という概念を作ったことが発展を抑圧するようになったのかもしれません。

技術的特許や、番組制作の著作権などがそうです。
新しい技術は解放すれば皆がそれを使って発展できます。
著作権も最近デジタル放送になってそれこそ番組録画が録画したその機械でしか見ることができなくなり、せっかくいい知的番組があるのに見た人は数人だけという事態になっているのではないでしょうか、
いい番組があったら録画して、ファイルを添付して知人に簡単に送れるくらいのことができてこそ皆が文化的発展ができるというものです。
ようするに世界はますます発展とは逆の方向に進んでいるのではないかということです。

支配されるとは人に支配されるのではなくお金に支配されること。
だから、お金のない社会を構築しようと私は最初に申し上げました。

そして、今それを考えてほしい人、社会の仕組みを変えることができそうな人、は現在の仕事が油に乗っており、楽しくて夢中でそんなことに気づきません。
つまり、ビジネスに夢中の人ほど、こんな問題は考えたこともないのです。

つまり考えさせられないように誘導されているのです。

これは社会の損失です。

一番考えてほしい人たちに考えてほしいです。
皆が、お金に疑問を持つべきなのです。

皆、疑問を持つのではなく、どうやって人からもぎ取るかしか考えていません。これではどこまで行っても不幸行きの列車です。


今の金融の仕組みは、何の保証もないところで、特定の誰かに勝手に刷られたお金という紙が地球社会のすべての原動力となっています。
一番危険なのはそのことにほとんどの人が気づかず、しっかりとその仕組みの中でみな踊らされていることです。特に努力して勤勉に働いている優良な人ほどこのシステムに疑問を持つことに抵抗を示します。
このような人の意識の危機こそが本当の危機です。


すでにアメリカでは Project Venus という未来社会のモデルを構築するプロジェクトが立ち上がっており今後実験的に進行するものと思われます。
「ボーダーラインのない世界とマネーフリーは可能である」
というのがこのプロジェクトのテーマであります。
ジャック・フレスコという95歳になる天才的建築家が中心となって立ち上がったプロジェクトです。
ロシアでもまた違った視点で捉えた地球と人間社会が調和のとれた形で共存するためのプロジェクトが始まっています。
こちらは人間の意識場や自然界のフィールドを調整するためのピラミッド建設を中心とするプロジェクトです。
こちらもヴァレリー・ウバロフという建築博士が中心です。
どうやら建築関係に深い知恵が満ちているのでしょうか、

これらのテーマも今後追って調査する価値がありそうです。