温和な日本人

実は闇の権力は日本のような安定した債権国があるのが悔しくて、目障りでしょうがない。
だから日本は攻撃対象になってしまう。

前回も話したが日本は世界に誇る債権国家であり、国民のおとなしい性格(最近は知識豊富とか品行方正とかは言いたくない)から考えてとても心豊かな人種の国家である。
日本国が破産するだの騒いでいるが、冷静に考えてみればそのように騒ぐ者は日本政府の財布だけを見ており、日本全体では、現在まだ全くもって大丈夫だ。
その証拠にまた、対ドル、対ユーロで円高になってきた。
私事だが、先日の渡米中にもドルは80円を切り、おかげ様で安く買い物も楽しませてもらった。

そう、今の日本の状態を先日の表現からもう少し詳しく例えてみると、旦那さんには1億の借金があるがそれは奥さんから借りており、奥さんには1億円以上の資産がある。旦那さんが知り合いに、
おれは借金が1億を超えてしまって、これからどうしようか、めちゃめちゃ悩んでいるんだ。と愚痴をこぼしても、その知り合いは奥さんとうまく相談しろよ、というに決まっている。
つまり対外的には資金に困っている者として相手にされていないわけだ。
生活保護を母親が受けて問題になったタレントがいたが、生活保護の考え方では近い親族にその人を養う能力があれば、本人はいくら困窮していて、働くことができなくとも、生活保護は受けられないというではありませんか、つまりその人は保護する必要はない、親族に面倒見てもらいなさいという立場をとるようである。つまりこの人は生活困窮者ではないのである。
その考え方に立脚すれば、日本政府は国民に面倒見てもらいなさい、ということになり、全く債務国として相手にされないのである。

日本が破産するからドルを買っておこう、などとはやはり闇の勢力等の陰謀であり、円高、円安はそのような考え方からくるものではないようである。
目の前の円高、円安の原因は別にある。だが所詮これも陰謀だ。

その考え方が見えたら、日本の債務は1000兆円を超え、破産は間違いありませんなどと騒ぐ連中が愚かに見えてしょうがなくなってきた。
もちろんこれを放っておいて良い問題ではないが。
しかし私は増税には反対だ。それこそ東電のような社員の全財産を没収して国庫に納めればよいのである。
あいつら全員逮捕しなきゃだめだという知識人もたくさんいることをお忘れなく。


日本人のこのおとなしい性格はどれだけのウソやだまし、に耐えられるのか、それははたして本当に美徳なのか、
これ以上政治家や東電などの非常識極まりない組織集団に平気でウソをつかれ、好き放題やらされ、いやはっきり言おう、事故前はあれだけ安全といって、地域買収しておだてあげ、事故が起きたら福島は放棄しますと一度は国に申し上げたようだし、その後は放射能をまき散らし、電気供給能力がありませんと脅し、挙句の果てには電気料金を上げるのは権利だなどとそこら辺の八百屋のおやじでもわかるような経済状況すら理解していない。
政治家もまともなことを言ってるつもりで単なる米国追従で信念がない。その証拠に国民に約束したことは何も守らずそれで平気な顔をしていられるのが理解できない。

どのようにしたら日本人が昔の信念と、正しいと思ったことは曲げないで行動できる姿に戻れるのだろうか、