10連休を迎えて
世間は10連休という事で新元号令和となって浮かれている。
マスコミは情報を自分たちの都合のいいように選択し報道しているので全く明らかにされていないが、影ではこの10連休のせいで瀕死の思いをしている人たちが大勢いる。国民に報道されていないだけでどれくらいの人たちがこの10連休を本当の意味で楽しめているのであろうか?
政府発表ではこの10連休の経済効果は2兆円とも言われているが、一方日雇い労働者などはこの10連休は日々の仕事がなく食べ物を買うのにも困窮する事態であるという事だ。
長い10連休なのである。死活問題だ。
他にもいつもと違う環境のため仕事にならない、仕事があってもいつものように稼げないということも多いと思う。
特需でウハウハという人ももちろんいるだろう。
月給制の労働者はいつもの60%働けば給料がまるまる一ヶ月分いただけるのだから笑いが止まらない。一方経営者はいつもの60%の仕事で給料を丸々払わないといけないのだからきついであろう。
学校も10連休となっているが新学期早々こんなに休むと学生たちの生活リズムが狂ってしまうだけでなく、ゴールデンウィーク明けに学校に行くことが問題となる。
精神的に十分成長していない彼らは何事もなかったかのようにゴールデンウィーク前と同じ生活はできないだろう。いじめの問題もエスカレートさせてしまうだけでなくGWの過ごし方の違いによって子供達が格差、生活、文化の違いを感じてしまうであろうことが推測できる。
もちろんいじめの問題もある。ゴールデンウィーク後に若者の自殺が増加しなければ良いが、
これが急増したら彼らは政府によって虐殺されたに等しい。
政府はお金と時間が余ってひょいひょいしているような輩を中心に物事を考える。
まずこれをやめてほしい。
大事なことは大人であれ他人と比較してはいけないのだ。
隣の人がどう過ごしていようと自分は自分ときちんと持っていなければいけない。
遊びに行こうが行くまいが、仕事をしようが、しまいが、お金をたくさん使おうが、節約しようが、全く関係ない。自分は自分としてしっかり持たないといけない。
かの極悪洗脳手段のテレビというものを観察してみるといい。このゴールデンウィーク、他人はどうした、周りは何してる? あの有名人はこう過ごしている、などと全くあるべき姿の真逆をいっているではないか、
こんなものに囲まれていたら自分の波動がどんどん下がっていき心は餓鬼の世界へと落ちてゆく。
今年は正月が二回ある? くらいに4月の30日はカウントダウン集会などでどこも浮かれていた。
私は昭和から平成に変わった時の記憶も新しいがそのような改変は突然来るから衝撃的なのだ。
時代が突然に対応できなくなっているからあらかじめ改元する時を決めた?
なんともマスコミ、日本人が騒ぎそうなお膳立てである。
衝撃的=良い というわけでもないが 改元=お祭り なのであろうか?
平成の時は全くそのようなことなく普段と変わらず進んだような気がするが、
これが標準になるのであろうか?
もし皇室典範がこのままで行くと秋篠宮様の時代は極めて短くなることが予想される。
もしくは現天皇陛下が長寿を全うされるかもしれない。
私は良い悪いのことを言っているのではない。あくまでも可能性を言っている。
とにかくこのお祭り騒ぎの裏でつまりこの10連休のせいで瀕死の人たちが多数いるということを忘れてはならないのである。